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9 月
ヒロシが変態だってわかったのは、結婚してしばらくたってからだった。
お笑い芸人が赤ちゃんパブに行くっていう話をテレビでみて、
「ボクもそういうの好きかも。」
ってぼそっとつぶやいたのだ。
赤ちゃんになりきって、赤ちゃん言葉でしゃべりながら、受身でいろいろされたいらしい。
自分の夫が変態だと知ったときの私のショックは、とても言葉では表現できない。
変態にもいろいろあると思うのに、よりによって幼児プレイ?
いや、赤ちゃんに限定されてるんだから、赤ちゃんプレイか・・・。
赤ちゃんパブに行きたいというヒロシを止めるために、私がヒロシの変態プレイに付き合うことにした。
どうせやるなら、徹底的にが私のモットーだ。
介護用の大人用オムツを買ってきて、哺乳瓶と牛乳も用意した。
やってみたら、あんまり楽しくなかったとヒロシが思ってくれるといいんだけど。
ヒロシが服を脱いでベットに横たわったところで、おしりにオムツをあてがう。
オムツをするなんて、恥ずかしいとは思わないんだろうか。
なんだか嬉しそうにしているヒロシをみて、本当に変態だったんだなあと実感した。
「ヒロシちゃん、おっぱい飲みましょうねー。」
残念ながら、子供のいない私のおっぱいは母乳が出せないので、人肌に温めた牛乳の入った哺乳瓶をヒロシに咥えさせた。
ちゅーちゅーと哺乳瓶を吸っているヒロシはうっとりと目を閉じて、とってもしあわせそうだ。
こんなにしあわせそうな顔するなら、ヒロシの変態に付き合うのも悪くないかな、と思った。
牛乳を飲み干したところで、うつ伏せにして、背中をとんとんと叩いて、げっぷさせた。
